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2009年 12月 28日
ちょっと遅れてMerry Christmas!です。
本日はクラウン風ケイコが報告します。 今日は、入院中のこどもたちに楽しんでもらおうと、クリスマスパーティを開催! ババノエル(サンタクロース)にふんした現地スタッフ、シーラーン。 今日は私服も赤と白で、彼女の気分は朝からババノエルです。 そんな彼女が真っ赤な袋にプレゼントを入れて、各病室を回っていきます。 現在、5人のこどもたちが入院中のナナカリ病院。 女の子部屋からスタートです。 ここにはグルスタンという4歳の白血病の女の子と、ナワーズという6歳の白血病・ウィルス性脳炎併発の女の子がいます。 グルスタンはピンクの光って音楽のなる車をゲット!バルーン帽子をかぶって、おもちゃを動かして楽しんでいました。 ナワーズは、しゃべれず、ひとりで座っていることも難しい状態でしたが、トムとジェリーがおいかけっこをする見るだけで楽しいおもちゃをゲット!やはりすぐには遊べず眠ってしまいましたが、ご家族が喜んでくれていました。 ナワーズの体調のことも考えて、このお部屋は短時間にして、次のお部屋へ。 男の子部屋です。 ここにはマルハンという3歳の非ホジキンリンパ腫の男の子、アブデュラという4歳の白血病の男の子、今まで何度か登場したレシュワンがいます。 残念ながらレシュワンは他の病院へ検査に行っていて、最初から参加はできませんでしたが。 しかし、マルハンとアブデュラはさすが男の子!普段からは考えられないくらい活発です。 ビーチボールでタキと一緒にサッカーをするアブデュラ。 バルーンで清掃員のお兄さんに遊んでもらうマルハン。 ふたりともいつもあまり笑ってくれないのに、今日はニコニコしていました。 そんな中、ババノエルがプレゼントを。 マルハンはミニカー12台セットをゲットして早速ベッドの上に並べていました。 アブデュラは電動の車2台セットをゲット、ベッドから降りて引っ張って遊んでいました。 少し、遊び疲れてきた頃、ババノエルがタイミングよくチョコレートを配ってくれました。 エッグ型の中からおもちゃが出てくるチョコレートとムース状のチョコレート菓子。 皆、エッグチョコの中のおもちゃに興味津々です。 中身はPIRATESでした(宝箱とか黒ひげ危機一髪がすごく小さくなったもの)。 そして、休憩しているとついにレシュワン帰院。 今日はパパも来てくれていて、初めはババノエルが怖かったレシュワンも、すぐに落ち着きました。 その後はババノエルに抱っこされて写真撮影。 レシュワンも無事おもちゃをゲットしました。 こちらは音楽のなるパズル付きの車。 しかし、そんなものより彼の興味はエッグチョコ。 まだ食べられないのですが、包装紙を剥くのが楽しいようで。 パリパリやってはママに取られての繰り返し。 パパは「レシュワンより僕が幸せだよ」と言い、写真をいっぱい撮影し始めました。 それにつられて、男の子部屋全員で写真撮影…かと思ったら肝心のレシュワンがいない! ママに抱っこしなくていいのかと聞くと「いいの、いいの」と。 レシュワンはひたすらエッグチョコをパリパリ剥いてました。 そんなことをしている間に、そろそろお昼ご飯がやってくる時間となりました。 お別れをして、病室から出て、スタッフたちで写真撮影。 朝から手伝ってくれた清掃員のお兄さんたちや看護師さんと。 清掃員の皆さんは、ペンシルバルーンをたくさん膨らませてくれたので、私はとても助かりました。 1時間ほどのパーティタイムでしたが、あんなに笑っているこどもたちを見るのは初めてでした。 それだけでもやった甲斐があります。 日々、入院しているこどもも変わっていきます。 毎日、新たな出会いがあります。 その全員の不安や苦痛を軽減できたらいいんだけれど、そういうわけにもいかなくて。 葛藤の毎日ですが、笑ったこどもの顔をみると安心します。 今回のパーティが、彼らの楽しみや喜びになったのであれば、私たちも幸せです。
by jim-net-news
| 2009-12-28 02:33
| アルビルプロジェクト
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