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2010年 07月 22日
なんとか落ち着きを取り戻し、また感染対策…というか最近は一緒に働いています。
今日はモスル出身のアラムという看護師と詰め所で患者さんの相手をしつつ二人勉強会。 ひとり、前から問題の看護師がいて、皆がちょっと諦めモードなので切ないのですが。 そんな彼がする皮下注射を観察。 患者さんが皮下注射にはあり得ない痛がりよう…!何をしたんだ! と思っていたら、針が出たままの注射器を投げた! それをアラムと私は「問題だ…」と話し合う。 アラム(以下ア)「まず何がいけないんだ」 私「消毒」 脱脂綿にイソジンを吹き付けてきたのはまぁいいとして。皮膚清拭がとても適当。 消毒する気ないんでしょう。いや、いつもしようともしないからまだましです。 そして。 ア「他は?」 私「速度。早い」 もう、何をそんなに急ぐのかと思うほどの薬液注入の速さです。 ア「他は?」 私「エアー抜いてない」 ア「シリンジの?」 私「そう」 シリンジ内のエアー抜かないまま注射する人を初めて見たかもしれないけど、早すぎて止める間もなかった…止めたところで言うことは聞いてくれないけれども。 残りのシリンジ放置してあったのは私がエアー抜き。 最終的に。 私「シリンジ投げた」 アラム「あれはよくないね」 このように問題だらけの看護師がいます。 他の看護師が頑張っているので、本当に残念ですが。 彼は実は腕モデルを使ったレクチャーにも来なかったんです。 「あいつは問題なんだよ」 実はちょっと年齢も上なので誰も強く言えないという葛藤も皆にはあります。 でも彼が看護師だという意識を持ってないから、なかなか難しいのです。 そして、血圧の話などもして、一旦勉強会終了…したものの、点滴の練習をさせてくれ!と学生さんがやってきました。 せっかくなので消毒は中央から外側へ!とか細かいことを言いながら。 最終的に私も腕を一本提供。でも針は24Gじゃなきゃ嫌とわがままも言ってみる。 失敗されて痛かった…今もまだ痛いですが、良い経験になったでしょう、彼らの。 地道にもほどがありますが、こんな活動を日々しています。
by jim-net-news
| 2010-07-22 00:37
| アルビルプロジェクト
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