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2016年 12月 25日
12月の雨はイラクでも冷たい。
ここのところ雨続きtだ。12月15日、ナナカリーを訪問した時、少し英語のできる男性が話しかけてきた。 「息子が2人とも血友病で死んでしまったんです。そして娘は、白血病と戦っているんです。」 「300ドルの薬を自分でかいました。」 10月の23日にモスルのカイヤラから、アルビルに避難してきて300💲出してお金を払って家を借りています。 私は、ISがくるまでは技術者としてベイジの製油所で働いていましたが、ISが来てからは仕事がなくなりました。 2014年10月23日に、娘のファートマ(4歳)が白血病にかかり、イブンアシール病院に通っていました。カイヤラからイスラム国がいなくなり、イラク軍が治安を維持するようになり、イブンアシール病院にはいけなくなってしまったからです。」 どうして難民キャンプには、入らないのですか? 「娘の容態が悪く病院の近くにいたいからです」 仕事がないのに家を借りるのも大変では? 「親戚や村の人たちが支援してくれています。」 ファートマちゃんの血液データを見ると白血球、血小板がほとんどゼロです。 この日はとりあえず薬代の一部を支払って上げました。 数日後、様子を見ようとローカルスタッフに調べてもらたっところ、亡くなったことがわかりました。 家族はカイヤラに戻ったとのこと。 解放されたカイヤラは、ISが油田に火を付けていたために煙まみれになっています。 戦時下でガンの子どもを助けるのは本当に厳しいと思いました。
by jim-net-news
| 2016-12-25 17:38
| 癌・白血病
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