カテゴリ
以前の記事
2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2013年 06月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2007年 10月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 05月 19日
バスラでは治安は、落ち着いてきたようです。しかし、産科小児科病院の水はいまだに復旧しません。この土日にかけて、2回の給水を行い、合計でJIM-NETの給水活動も8回になりました。
がんの子どもたちにとって、このようなインフラの麻痺は非常に大きな損害になります。 サブリーン(14歳)は目のがんを患い、すでに右目を摘出していますが、何度か再発。今回のバスラ危機の後、ひどい頭痛を訴えています。明日検査を受けます。 また、サドル教育病院では大人のがんを中心に扱っていますが、イドリス先生は、「バスラ危機は非常に過酷でした。私は26歳の患者を失いました。彼女は白血病でしたが、この間、輸血バッグがなく、まったく輸血ができず、命を落としたのです。彼女は、すでに、イラク戦争で夫を失い、子どもが一人いますが、父と義理の父が車を売ったりして何とか薬を買っていました。それらがすべて無駄になってしまいました」 バグダッドでは、今まで、治療費を一部JIM-NETが負担している骨肉主の女の子、アヤの様態が悪くなり、病院に連れて行くことになった。バスラ危機はバグダッドにも飛び火し、病院に行くのも容易ではない。 切断した後の足が炎症を起こしており、熱が下がらなかったが、がんの再発はないようで、抗生剤により状態はよくなったようだ。 バグダッドの様子 病院に行くアヤ 今回は、治安などの理由で病院に行くことができず、近所のクリニックで診察。検査が遅れると致命的になることもある。国際社会は特別な保護が必要な慢性疾患の患者にも目を向けるべきであるが、「慢性疾患」という名前が、「緊急援助」の対象には入らず、見捨てられてしまう。日本政府にも何度かお願いしているが、今のところがんの子どもの支援には一切関心を示してもらえないのが現状だ。
by jim-net-news
| 2008-05-19 08:21
|
ファン申請 |
||