カテゴリ
以前の記事
2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2013年 06月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2007年 10月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 05月 27日
JIM-NETニュースでも何回か取り上げたイラクのサッカーですが、ここに来て、最悪の事態になりそうです。
26日シドニーで開催されたFIFAの理事会で、イラクの一年間出場停止を決定。イラク政府が、サッカー協会に介入し、今月20日に、解散を決定したことに対するペナルティである。ただし、条件付で29日の1400( GMT )までに解散を撤回すれば、処分を解除するとしている。 ここのところ、ワールドカップの予選では負け続けているイラクだが、6月1日の、オーストラリア戦が行われない可能性も出てきた。 JIM-NETでは、ピースボートと合同で、6月、アンマンでイラクサッカー協会の協力を得て、チャリティ・サッカーイベントを計画していた。 イベント担当の加藤丈典JIM-NETアンマン駐在員は、「サッカー協会が、イラク人の選手を連れてきてくれるといっていたので楽しみにしていましたが、イベントそのものを、延期せざるを得なって残念です」と肩を落とした。 JIM-NETでは、昨年9月中田英寿氏の訪問を受け入れた際に、佐藤事務局長が、「折角、中田さんが来るのなら、イラクのサッカー選手にあってもらいたい」と切望し、イラクサッカー協会に相談したところ、エグゼクティブ・ダイレクターのスダッド氏が、仲介し、アジアカップで優勝した際のDFのハイダル・アブドル・アミール選手を連れてきてくれた。それ以来、イラクサッカー協会と組んで、ヨルダンで治療を受けているイラク人のガンの子どもたちのチャリティを検討してきたのだった。 「チャリティ・イベントもそうだが、まさか、イラクがサッカーができなくなるとは。イラクの子どもたちはサッカーが大好きなので、何とかワールドカップに出て欲しいと応援しています」 5月21日、私たちは、スダッド氏が、アンマンでケーキ屋をやっていることを思い出し、なんとなく、ケーキでも買いに行こうと街中まで出かけていった。 彼が運営するケーキ屋はすぐに見つかった。店には誰もおらず、中からスダッド氏本人が出てきたのはびっくりした。 「店番をやっているんですか!」と聞くと、「ここが私のオフィスだ」といって中に案内してくれた。 「サッカー協会は昨日解散した」と残念そうにいう。 「ちょうど、一時間前にタイにいくナショナル・チームのメンバーに会ってきた。協会だろうがスポーツ省だろうが、そういうごたごたは、気にしないで、ベストを尽せと。励ましてきたところだよ」サッカー協会でも内部分裂はあったが、政府が介入することで話はさらにややこしくなったようだ。スダッド氏は、バグダッドに向かい、事態を収拾するためにスポーツ省と話し合うという。なんとか、イラクがワールドカップに出場して、明るい話題を作って欲しいものだ イラクのユニフォームを着て練習するイラク難民の子ども(ダマスカスにて) ガンの子どもたちには、イラクチームは勇気を与えてくれる。
by jim-net-news
| 2008-05-27 06:44
|
ファン申請 |
||