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2007年 10月 24日
イラク内務省が月曜日に行われた記者会見で、ニーナワー県を除くイラク全域で武装抗争や暴力行為、犯罪などの発生率が減少傾向にあると発表した。
数字は減少率。(増)は増加率 バグダード (数字は減少率。(増)は増加率) 自動車爆弾テロ ・・・67% 小包爆弾テロ ・・・40% 武器による襲撃 ・・・7% ロケット弾などによる間接的な攻撃・・・5% その他 ・・・5% 暗殺行為 ・・・15% 誘拐 ・・・14% 身元不明の遺体発見 ・・・28% 犠牲者数 ・・・31% けが人数 ・・・49% バグダードにおいて治安は、少しずつではあるが改善されつつあるとのこと。 またバスラやサラーッフディーンなどその他の地域でも治安は改善傾向にある。 ニーナワー 自動車爆弾テロ ・・・129%(増) 小包爆弾テロ ・・・13% 武器による襲撃 ・・・56% ロケット弾などによる間接的な攻撃・・・29% その他 ・・・29(増) 暗殺行為 ・・・42% 誘拐 ・・・56%(増) 身元不明の遺体発見 ・・・23% 犠牲者数 ・・・114%(増) けが人数 ・・・41%(増) その一方で、ニーナワーにおいては。ある時は増加、ある時は減少といったように治安は改善傾向にあるとは言い難い。これを受けて治安部隊の増強を図る方針である。 またイラクに潜伏しているアルカーイダに関しては、彼らは今後数ヶ月で身動きが取れなくなるだろうとした。その理由として組織のメンバー4000人以上がこれまでに殺害されていること。1000件以上の自爆テロを行ってきたことなどから勢力が縮小される見通しをたてている。現在2489人のメンバーが拘束されており、1335人が判決済み、依然として1154人が判決待ちである。 The independent news agency 2007/10/22 http://www.aswataliraq.info/look/article.tpl?IdLanguage=17&IdPublication=4&NrArticle=58354&NrIssue=1&NrSection=1&ALStart=40 #
by jim-net-news
| 2007-10-24 09:06
| 治安情報
2007年 10月 23日
コンクリートの分離壁がバグダードの町中に出現し始めた。このコンクリート壁はアメリカ軍がスンナ派とシーア派の武装勢力による抗争を制限するために建てたものだという。 しかし中には、この壁が人々を分割し、経済活動を退廃させ、人々を檻の中に閉じこめたと批判する声もある。 ウンム=アリーの場合はどうだろう。彼女はスンナ派の居住区に店を構える商店主だ。 「この高い壁のせいで行動するのが難しくなった。でも治安が良くなった」と。 彼女自身はシーア派イスラム教徒でスンナ派地区に住んでいる。これまでにも武装勢力の攻撃から何度も逃げようと考えたが、ここに残ることを決心した。彼女はこう続ける。 「あいつらはいつも車でやって来ては、大通りにあるシーア派教徒の店を狙うんだ。」 かつては数時間だけ店を開けたら、すぐに安全のために売り物のケーキを中に入れて店を閉めていた。でも今は好きな時に店を開けられる。 この町を囲む灰色の壁は100片のセメントブロックから造られ、重さは6トンにも達する。高さはおよそ4m程。このような壁がバグダードの一部の地域に出現し始め、町の景観を阻害している。僅かな視界しか我々に許さない。バグダード西部を統括するアメリカ軍第四治安部隊の責任者オズワルド=チェイニーによると、この壁はそれぞれの地域によるそれぞれの状況や理由によって建設されているのだという。 この4mの壁はホドラー地区において広がっており、武装勢力がバグダードの外に出られなくすることを狙いとして建てられた。また抗争が起こる地域を隔離し、アメリカ軍が武装勢力側と戦闘しやすくするためでもある。 ワシャーシュ地区は貧しいシーア派教徒たちが集まる地区である。通りは狭く混雑が激しい。ここにも先週から壁の一部が立ち始めた。ここの住民を外に出られなくするように設計されている。とういのもこの地区のシーア派住民が強盗や誘拐、砲撃などの根源だと言われているからだ。 ダラーグ地区はシーア派、スンナ派の両方が住む地域であるが、ここの住民はアメリカ軍にワシャーシュ地区や近隣からやってくる武装勢力から守るために分離壁を建設することを求めた。壁の建設のため彼らは商店が軒を連ねていた大通りを捨てた。現在そこは通行を監視するための見張り場所になっている。 壁に対する反対の声もある。住民が分離壁に対して怒りを露わにしているのだ。先月ワシャーシュ地区では凡そ千人の商店主や住民が大通りへ出て抗議の声を上げた。 「この壁は檻だ、我々は閉じこめられている。壁が我々を孤立させている!我々イラク人に自由を!」 この壁はバグダードに暮らす700万人の治安を守るために建設されているという。確かに治安は少し改善されたのかも知れない。しかし市民生活の面において未だ問題は解決されずに残ったままである。 Asharq Al-awsat 2007/10/20 イラク面より抜粋 #
by jim-net-news
| 2007-10-23 09:12
| 治安情報
2007年 10月 20日
ヨルダン国境にあるルウェイシドキャンプ地に残っていたパレスチナ人難民30人が昨日、ブラジル政府と国連高等難民弁務事務所の支援を受けて受け入れ先のブラジルに旅立った。 国連高等難民弁事務所ダナー=バジャーリ氏によると 「ルウェイシダに残っていた3組30人のパレスチナ難民が木曜にブラジルに向けて旅立った。我々は今後も食料などの人道支援や社会的な支援をしていく方針である」と述べた また同職員ルイス=ファーリシー氏は 「ブラジル政府は彼らに他のブラジル人同様の身分や権利、義務を彼らに授与するだろう。」と語った。 Asharq lawsat 2007/10/19 http://www.aawsat.com/details.asp?section=4&issue=10552&article=441986 先月ここを訪れたとき、一家族まだ行き先が決まっていなかった人達がいたのですが、 彼らがどうなっているのか心配です。 #
by jim-net-news
| 2007-10-20 08:45
| 難民
2007年 10月 20日
放射汚染物質に関するイラク組織委員会は、この度ナーシリーヤ地区の求めを受けて、先の戦争以来この地域に放置されている放射汚染の恐れがある戦車などを撤去する方針を明らかにした。委員会側はこの地域の住民の健康と環境を守るためにも破壊されて5年以上も放置されている戦車などは危険であり撤去せねばならないと述べている。 しかしこの汚染戦車の撤去要求は以前からなされており、ナーシリーヤ地区は政府側の対応の遅れに批判の声をこれまでにも挙げている、今回やっとこの要求に応じた形である。 ナーシリーヤ側は 「今回撤去の同意を得ることができたが、これまでにもたくさんの健康被害や環境汚染に関する調査報告書を政府各省庁に送って、迅速な処置を求めてきた」 と長い期間に渡って適切な処置を怠ってきた委員会側を批判した。 アフマド=シャイフ=アリー(ナーシリーヤ県議員)は 「汚染された軍事廃棄物の撤去に関する多くの提言書をこれまでに出している。ここにきてやっと汚染物質の撤去を委員会側が実行してくれるだろう」と語った。 ここまで撤去作業が遅れたのは、石油戦略の計画によるものとみられている。この地域における石油パイプラインが障害となっており、今の段階になってやっと撤去作業の同意を石油省から得た形である。 Almalaf press agency 2007/10/18より抜粋 http://www.almalafpress.net/?d=128&id=43919 遅い決定ですね。この汚染された軍事廃棄物のためにどれほど多くの人が健康被害を受けているか。また、その遅れが石油のパイプラインだったということに対してもの政府対応に疑問を感じます。 #
by jim-net-news
| 2007-10-20 08:34
| 一般生活
2007年 10月 18日
パレスチナのザーヒリーヤ地区で2人の青年が心臓癌に冒された。しかしその癌はとても希なもので、1億人中5例程しか発症しないものである。また同様に目の癌や脳腫瘍を患っている患者もおり、いずれの癌のタイプも特異なものであるという。 彼らを調査した医療報告書によると、イスラエルの核施設からの放射線の影響であるとしている。またザーヒリーヤを囲む3つの地域に核廃棄物が埋められており、これら癌の主な原因ではないかとみている。さらにこの地区における癌患者の率は60%にまで上昇している。イスラエルはこの件に関し放射線調査などの必要策を講じることを拒否している。 この地域の西側において放射線物質セシウム137が多く検出されており、同様のことがかつて旧ソ連のチェルノブイリから30キロ離れた村においても起こっている。放射線が拡散すれば人々にとって再び大きな悲劇をもたらすことになる。 またこの件に関し、パレスチナ人識者達が立ち上がり国際機関などに状況を訴え、イギリスの調査委員会が近く訪れる予定である。 本誌(Alhayat)の取材に対し専門家のマフムード=サアーダ医師は 「この危険な癌の増加率はディマーナにあるイスラエル核施設の影響によるもので、またこの地域に埋められている核廃棄物がパレスチナ住民の健康を脅かしている、迅速な国際的介入が求められる」とした。 ザーヒリーヤ地区はこの放射線の影響を最も多く受けており、農作物への影響も懸念されている。パレスチナ住民側はイスラエルが核廃棄物を住民居住区に捨てないよう、また汚染濃度の調査、適切な治療行為が可能な病院の建設などを国際機関を通してイスラエルに訴えていく姿勢である。 Alhayat 2007/10/17 一面より このことについて知人に聞いたところ、ヨルダンの南部でも同様の病が広がりつつあるとのこと またイラク、サウジアラビア、クウェート北部でも劣化ウラン弾の影響とみられる癌が多く、なにかしら悪意のようなものがあるのではと憤りを感じます。 #
by jim-net-news
| 2007-10-18 08:36
| 癌・白血病
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