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2009年 01月 15日
バグダッドから写真が届きました
パレスチナ難民の居留区、バラディアートで先週の金曜日、デモが行われた。 イラクのパレスチナ人の一部は、迫害を逃れバクダッドを去ったが、帰還権を認められずに国境で立ち往生している. 以下はこのローカルスタッフがデモの状況を説明してくれたもの。 先週の金曜日に行われた、集団礼拝の後のことでした。イマーム(礼拝の先導者)がガザで起きている惨劇について語ったのです。この孤立した小さな地域の住民がどうのようにイスラエルの非人道的で破壊的な攻撃にさらされているかを。 「イスラエル側はハマスを攻撃対象にしていると主張しているが、既に数百人の子供が国際的に禁止された武器によって殺されている。さらに彼らは家族が攻撃から身を隠すために避難した学校をも攻撃、破壊した。イスラエルは攻撃を恐れた無実な市民を殺している。彼らはこの数年間イスラエルによる経済制裁に苦しめられらている、か弱い存在である、食料や飲み物や、電気や薬さえも満足に手に入れる事ができないもの達ばかりだ。イスラエルは子供や女性や老人を彼らの生活から切り離し、一片の慈悲もなく爆撃し殺している。世界中の人々よ、彼らガザの人々の側に立って欲しい。そして延々と彼らを殺し続けるものをとめて欲しい。」 その後礼拝に参加したすべてのもの達は、バラディヤートでのデモに参加しました。そこで若者、女性も子供も老人も家から出て、ガザの人々が感じている深い悲しみの感情を表したのです。 またパレスチナ人だけでなく、一部のイラク人も参加し、噂を聞きつけたテレビ局もやってきてこの模様を写していました。その後数時間、私達はデモを続け停戦を訴えたのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「アラブの尊厳はどこに?地獄へ落ちろユダヤ人」と掲げられたカードの前で嘆く女性 これを書いている1月14日19時現在、ラジオからは女性が泣き叫ぶ、悲鳴が聞こえてくる。悲痛な叫びはほとんど何を言っているのか聞き取れないが、彼女が置かれている状況は想像に難くない。ラジオによればイスラエルによるガザに対する攻撃で死者が1000人を超え、負傷者は4500人以上。300人以上の子供が殺された。ここヨルダンの首都アンマンはガザから離れているとはいえ、ガザでの悲劇は手に取るように伝わってくる。アンマンでは先月27日以来、イスラエルの攻撃に対するデモが行われており、今日はヨルダン大学、また明日、明後日も行われるデモへの参加が呼びかけられている。また通りにはガザ地区への支援を呼びかけるポスターが並び、新聞の広告でもガザへの支援をと募金を呼びかけるもので埋め尽くされている。また昨日、ガザにおいて依然として悲劇が続いていることを受けてアンマンのキング・フセインガンセンターも攻撃で治療ができなくなったガザ地区のガン患者を受け入れることを発表した。 友人のヨルダン人はガザに支援の手を差し伸べたいと、なんとかガザに入る方法を模索している。この惨劇を黙って見ていることができないという。 知人の医師サイード氏も、「ここ数日は眠れない、もうテレビを見ることもできない。私は医師だが、この状況で何もできないことに強烈な苦痛を感じるんだ。」と嘆いた。 今回の攻撃により発生した難民の数は依然としてはっきりしていないが、数万人に及ぶと見られている。(マルカズ・ミーザーン・フクーク・アルインサーン)の報告によると子供5万人を含む、8万人から9万人が難民と化しているようである。UNRWAは増加する難民と彼らの要求に応じて、1月9日に新しく4箇所の避難所を設置、計31箇所の避難所を設置しているが、収容人数は25000人程度ですべての難民を避難させることが困難な状態だ。またこれ以上に避難所を開設しようにも安全な場所がないということだ。UNRWAによれば、各避難所では水やパン、肉、缶詰など食料はなんとか準備できているが、毛布が足りないことや、避難所の衛生状態の悪さ、発電機などが不足などが問題になっているという。 OCHAのレポートによれば、ガザ地区内の病院は増え続ける負傷者のために、困難に見舞われているという。またWHOによれば、医療支援の大きな障害となっているのは、医療チームが負傷者のもとに到達できないこと。また負傷者を戦闘区域から運び出す事ができないことだという。 ![]() al-dutour紙の一面 上半身だけが残った2つの遺体が担架に載せられている。 「彼らの足は大地に踏みとどまり、魂は天に昇った」と書かれている ![]() al-quds紙より 爆撃で顔面に火傷を負った少年。その隣に負傷した息子を運ぶ父親
by jim-net-news
| 2009-01-15 03:52
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