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2009年 04月 01日
イラク国内北部で調査を続けていたJIM-NETの調査団が、イラクを出国し27日早朝アンマンに到着した。
今回は、イラン系クルド難民の支援の今後を探ることと、クルド地区での小児がん支援に間して調査した。 イラン系クルド人は、1980年代初頭からイランで迫害を受けた人たちがアンバール州のアル・ターシュ難民キャンプにいたが、サダム政権崩壊後治安が確保できず、キャンプは現在閉鎖されている。2003年に国境に避難したグループは、1000人近くが第三国へと定住した。 しかし、2005年に国境に逃げてきた難民に関しては、194名が未だにヨルダンとの国境にはさまれた軍事緩衝地帯(ノーマンズランド)での生活を強いられている。 UNHCRは、アルビルに新たに難民キャンプを設営。移動を進めている。アルビルのキャンプには、アルターシュから避難した1000人以上が暮らしており、住居が与えられて、環境は悪くない。 しかし、194名の難民に関しては、あくまでもヨーロッパなどの第三国定住を要求し、解決のめどは立っていない。JIM-NETでは、今まで、医師団を派遣して、ノーマンズランドでの診察や、薬の提供を行ってきた。また、昨年立ち上げた難民支援基金で、移送が必要な患者に関しては治療費も含めての支援を行い、延べで10名の患者を支援した。しかし、ヨルダンの病院への入国許可がなかなかとれず、検査、治療の必要なこどもがすでに3ヶ月も待たされている。 JIM-NETも難民支援基金がそこをつくために、医師団の派遣は終了し、国境なき医師団に業務を引き継いだ。今後は治療の必要な患者に限り資金援助を続けたいが、ヨルダン政府が患者に入国許可を出さないという壁にぶち当たっている。 この4年間で何名かがキャンプを去ったが、それは第三国定住ではなく、治療が遅れたことによる死であった。唯一、水頭症を患った、3歳の少年の家族が、月曜日アイルランドへ向けてキャンプを去った。 JIM-NETでは、ノーマンズランドのイラン系クルド人の問題を深刻に捉えており、UNHCRイラク事務所と協議をする予定だ。 JIM-NETニュース
by jim-net-news
| 2009-04-01 16:24
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