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2009年 06月 17日
イラク・ヨルダン国境に位置する難民キャンプ。ここでは186人の難民が第三国への移住を求めて難民生活を送っていた。しかし今月の14日に突如としてこのキャンプに立ち退き命令が下された。彼らはキャンプが閉鎖された後、シリア・イラク国境付近に位置するパレスチナ人難民キャンプへ併合されるという。難民達はこの突然の退去命令に酷く憤慨し、この命令を受け入れない構えだが・・・。
![]() キャンプのアクバル(29歳 男性)に電話で今の状況を聞いてみた。 「今回の決定は到底受け入れられるものではありません。我々は強制退去命令に対し抗議するため現在ハンガーストライキを行っています。12人の難民が団結して行っていますが皆相当弱っています。これがさらに続くようであれば危険な状態になることは目に見えてます。しかしなんとしてもこの決定が覆されるまでは我々はこれをやめる気はありません。かれこれ3日間我々は少々の砂糖を溶かした水を飲む以外は一切口にしていません。」 アクバルの声は非常に弱々しく憔悴しきった様子だが、なんとしてもこの窮状を訴えようと必死に語った。 アクバル「加えて毎日朝の9時から昼12時まで老人や子どもも含めて、イラク国境の警察を前にデモを行っています。なんとしても第3国に移住し人間として当たり前の生活ができるまでは我々はここ動くつもりはありません。私たちは国連に対し、法的な保護を求めます。今回のような退去命令は著しく人権を侵害するものです。国連の提案するように北イラクに移住すれば我々は抑圧されたまま、危険にさらされながら生活をおくることになるんです。我々はイランにいた時イランから迫害を受け、反体制組織に属していました。イランの影響力が強い今のイラクでは生活していくことができません。」 イラク政府側から命じられた強制退去の期日は当初今月18日だったが、現在はUNHCRが間に入り、今月ま末でに猶予された。アクバルは徹底して抗議する構えだが、仲には抗議を行うことでさらに危険に曝されることを恐れるもの多い。 ![]() 彼らはここに来る前もイラクのアンバール県にあるアルターシュキャンプというところで難民生活を送っていた。難民キャンプからまた難民キャンプへ。彼らの第三国への移住はいつになったら叶うのだろうか。
by jim-net-news
| 2009-06-17 08:05
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