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2009年 07月 03日
事務仕事の不備をきちんと修正しなければいけない。これがスムーズ行けばいろんなことももっとスムーズにできるようになるはずである。きちんとしなければ、アンマンから撤退する羽目になってしまうだろう・・・。当分は「事務ネット」に名前を変更してでも事務をきっちりやろう。東京のみなさん事務ネットアンマン駐在員になりましたのでよろしくおねがいします。 さてそれ以外にも注目すべきニュースがたくさんある。お伝えしてきたクルド人難民キャンプは6月末の撤退が宣告されていたが、難民とイラク政府側との膠着状態は依然として続いており、期限後の現在も双方が納得するには至っていない。そして難民側は自分達の主張が受け入れられないとして、中断していたハンガーストライキを再開してしまった。イラク政府側は7月5日までに退去を行わない場合は強制撤去に踏み切ると再通達を行ったということだ。彼らはキャンプの移転決定を覆すよう、また第三国への移住手続きを行うようイラク政府、UNHCRに求めている。 そしてもう一つの撤退と言えば、イラクからの米軍撤退である。昨年の地位協定に則り、2009年6月に都市部からの撤退を約束していた米軍だったが、本当に撤退した(完全撤退は2011年)。正直なところこんなにあっさり撤退するとは思っていなかった。カルクークやディヤーラでは依然として情勢は不安定であり、6月に入ってからも死傷者が多数でる爆発事件も度々起こっている。この撤退によって今後のイラクがどうなっていくのだろうか・・・。 バグダードのスタッフが撤退直後の様子を伝えてくれた。 「現在米軍の後を引き継いだイラク軍及び警察が厳重な警戒にあたっています。治安は今のところ良好です。人々は撤退に歓迎ムードのようです。また治安の安定化によるものでしょうか、バグダードの通りでは外国人労働者が依然より見受けられるようになりました。しかその一方で米軍がいなっくなったことにより再び治安が悪化するのではないかと懸念する人もたくさんいます。」 バスラのイブラヒーム先生は 「バスラの全域にイラク軍が展開し、どこにいっても軍事車両が警戒にあたっています。米軍撤退後、自身の力で安定を維持しようという意気込みでしょうか。」 ![]() 写真 ファラーヒディー・サークル バスラ中心部 オバマ米大統領は撤退に関して、「しばらくはイラク軍が試される困難な日々になるだろう。しかしイラクにとってこれは重要な機会。治安を脅かす武装勢力の目論見は失敗に終わることにる。」とコメント。反米勢力のサドル派からは「一部の部隊がイラクに残るということは、米軍もイラク政府も撤退に本気ではない証拠なのでは?」と懐疑的な姿勢を示すも、その一方で「彼らがもしこの撤退に本気であるなら、反米活動の歴史に新たな1ページを刻むことになるだろう。」と撤退に対し肯定的な姿勢も見せている。さらにスポークスマン、サラーフ・ウバイディーからは「撤退を完了した都市、村落では反米抵抗活動を行わないように。」と呼びかける声明も出されている。
by jim-net-news
| 2009-07-03 11:58
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