バスラ、院内学級の子どもたち遊園地へ

　バスラでは、来年一月に行われる選挙に向けて、武装勢力が小競り合いを続けている。しかし、ガンのこどもたちは、しばし、平和な時間を遊園地で過ごしたもよう。
JIM-NETは、バスラのガンの子たちに院内学級を実施しているが、今年度から屋外での遠足を実施している。年6回で予算は、一回につき、300ドル。
10月22日に実施された遠足は、患者120名と家族60名の180名がさんかするという大掛かりなもの。
4台のバスを借り切ることになった。
朝9：00にスタートし、昼の2時に終了。こどもたちだけでなく、ドクターやスタッフも、童心にかえり、楽しんだ模様。
モハンマッド・ユーセフ君12歳〔白血病）は「僕は遊園地にこれて幸せです。このようなことが繰り返されたらいいなあ」
ムスタファ・カイス君10歳、白血病は「今日はたのしかったし、たくさん遊んだ。化学療法から離れられて良かった」
サブリーン・アブド・ザハラちゃん10歳はホジキンリンパ腫「今日はとても幸せだったわ。また、来たいです」
と語った。