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2009年 11月 29日
さて、イラクは犠牲祭の休暇中で5連休の2日目です。よって私たちも休んでおり、本日少々安いモーテルに引っ越しいたしました。
今回の4つのプロジェクトのうち感染予防の骨子は前回の報告通りで、休み中に必要物資など買いつけていく予定にしております。問題は院内学級です。バスラでイブラヒム先生の院内学級の報告をご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、こちらのナナカリ病院で同様の活動をして行くのは難しいかなと感じております。 理由としましては、バスラでは比較的入院患者が多く、状態の安定した患者が数人はいるようですが、ナナカリ病院では5人程度しか入院患者がおらず、ベッドが限られておりますので重症患者ばかりが多くなっております。先週病院を訪ねても皆ぐったりとしていて、たいてい眠っており、中にはもう死期が迫っている子供もおりました。絵を書く元気も笑う気力もなくなった子供たちばかりでした。そういった子供たちに無理やり絵を書かすわけにもいかず、心配で落ち込んでいる家族に伝わらない言葉で声をかけるのもはばかられます。 ![]() そんな中でも看護師ケイコは、バルーンで犬を作ってやり、アーシヤ(3歳、ALL(T細胞性))に持たせてやりました。笑顔とか「スパース(ありがとう)」といった言葉はなかったのですが、ただ、母親が彼女の握った風船の犬を触ろうとすると「アー」と嫌がり、しっかりと握りしめ大事そうにしておりました。 by Dr.イーノ
by jim-net-news
| 2009-11-29 05:47
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