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2010年 07月 12日
薬を探し歩いて2日。
G-CSFという白血球を増やす薬がありません。 あるにはあるのですが、全く効果のないイラン製もしくはオリジナルの違反コピー薬剤だからとお医者さん。 お医者さんたちが求めているのは「ニポジン150μg」。 でも病院にあるのは30MU。どうも300μgということが判明。 以前、日本製のグランシリンジという薬があって、それを使えば次の日には回復の兆しが見えたのに、18日も投与してるのに回復どころか低下していくとのこと。 18日間、それを投与されているルハーという女の子は5歳で、NHLです。 もうずっと白血球が少ないので、感染しやすい状態が続いています。 おまけに出血も激しく、目、鼻、口と出血しています。 また、点滴のあとの小さい傷さえ感染源になってしまって、ただれています。 そして、他にも8日間、投与されている女の子がいます。 お絵かきの得意なダリアーズです。 昨日、彼女のお父さんからJCFの加藤くんに電話がかかってきました。 「ニポジンが必要だ」と。 それからすぐに2人でメディカルストリートまで行って、1時間半彷徨いました。 手に入るかもという業者がやっと見つかり、連絡を待つことに。 その連絡が今日あって、150は入手困難という結果。 私はルハーの傷を処置するための資材を購入しようとメディカルストリートにいたときに、その知らせを受けました。 そのままニポジン捜索へ。 日本人女性がひとりで歩きまわっていると珍しいのもあって、いろんな人が声をかけてくれます。 薬局もわりと協力的で、皆さんいろんなところへ電話をしてくれました。 「イラク中に電話したけど、ここには流通してない」と皆に言われました。 途中、今日のアルビルはいつもより暑くて、もう無理だと思い、病棟師長さんの働く薬局へ休憩に。 「ニポジン150がないんだよ」と訴えてみるけど、やはりここにもない。 10分くらい薬局の人たちと戯れて、捜索再開。 その後もほんとにいろんなところに行きましたが、やはりない。 捜索開始から約2時間。 夜になってきたので、帰らねばと思い、タクシーを捕まえました。 タクシードライバーに「薬がないんだ」と訴えてみました。 「どこで働いてるんだ」と言われ、「ナナカリ病院」と答えると。 「がんは難しいよ。皆よくならない。」と言われました。 「薬もないしな」と。 どうにか、ほんとにどうにかしたいと思い、オフィスへ戻って、加藤くんに相談。 アンマンのドクトール・ハイサムに問い合わせていただきました。 アンマンでは入手できるらしいという良いニュース。 でも少し薬が来るまでに時間がかかるかもしれない。 その間に、ルハーはもしかしたら亡くなってしまうかもしれない。 今はそんな不安と闘っています。 薬がなくて亡くなるかもなんていう不安がなくなる日がくればいいのに。 どうにか、薬がない状態を病院のスタッフと一緒に作り出していかなきゃいけないんだと思います。 私たちだけでは把握できないことも、病院のスタッフなら知っていたり、病院のスタッフができないことを私たちができたりします。 1歩ずつ、それこそ関係づくりから始めました。 それができてきただけでも、協働していくための大きな1歩になるんじゃないかと思います。 最後に。まだ薬は捜索中ですが、無事入手できればまた報告します。 ケイコでした。
by jim-net-news
| 2010-07-12 06:03
| アルビルプロジェクト
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