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2010年 10月 15日
大変だ。
ついにこどもが弱っていく時期が来てしまいました。 化学療法の副作用が皆に一斉に訪れたのか、季節の変わり目で急激に寒くなり、体調に異変があったのか。 9日にひとり亡くなり、現在も2人危険な状態です。 そんな中、外来も新患さんが大勢やってきて、今日は週末なのに大忙し。 バシャール先生も研修医の先生も遅くまで頑張っていました。 大量鼻出血のこどもがやってきて、止血剤を詰めてもとまらない。 しかもその処置が非常に怪しい。 何がおかしいんだ。 そうだ、ハサミをセッシ代わりに使ってるんだ。 確かにここ、セッシを見かけない。 そして、鼻腔用の綿球も見かけないな。 変なガーゼの紐をいっぱい作るより、綿球を事前に作っておいたらいいのに。 と、元耳鼻科外来にいたナースは思うわけです。 だって、その紐を鼻腔に詰めるんですが、なにせ紐なので、鼻腔からはみ出て結局、血が垂れ流されるという事態。 そこにとどまれないんですよね、薬液自体も。 なので、何度も詰め替えて、ハサミも刺激になって更に出血という悪循環! そんな処置でも何とかなって、流血はしなくなりました。 その後、点滴をしてもらいに彼が向かうのは外来処置室。 外来処置室にはたくさんの状態の悪いこどもたちがいます。 もう意識のないリンパ腫の男の子。 血尿が出続けている子に、ケモ中の子。 新たに来たこどもたちはここできっと不安になるはずです。 でも、それを癒す術も今は見当たらない。
by jim-net-news
| 2010-10-15 04:26
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