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2010年 11月 10日
感染対策について。
2日目に行った化学療法についての講義で、抗がん剤投与中の患者さんは副作用で白血球が低下するため感染リスクが高いという説明をしました。 だから、感染対策をしなければいけないのです。 要点は以下の3つです。 ・感染兆候のアセスメント。 ・日常ケアの目的。 ・スタンダードプリコーション まず、皆が見学したナナカリ病院。 ホーシャングが皆さんにマスクを配ってくれたこと。 マハナスが病棟への立ち入り制限をしていること。 それらを良い事例として説明しましたが、残念ながらこんなことを説明してるときに限ってナナカリ病院のメンバーがいない。 彼ら8時から9時まで実は仕事をしての参加だったので、少し遅れてきたのです、この日。 それから、全員揃い、本題に入ります。 まず、感染兆候のアセスメントから。 看護にアセスメントは必須です。治療内容や投与された薬、検査結果などから患者さんの状態をアセスメントし、把握することができます。 そのポイントを細かく説明しました。 今後、誰よりも早く感染の兆候に気付くことができるナースになって欲しいと思います。 そして、日常ケア。 感染しやすい部位のケア。口腔内や皮膚、また点滴の留置針をとめているテープのケアの方法を説明しました。 イブラヒム先生が、口腔ケアをせずに放置し、虫歯から感染し口唇までえぐれてしまった写真を見せてくれました。 ケアをしないとこういうことが起こり得るのだという事例をみて、皆が少しでも恐怖を感じてくれていたらと思います。 そして、感染対策のガイドライン的なスタンダードプリコーション。 なんと誰も聞いたことがないというじゃないですか。 手指消毒から説明です。 さらに手袋は脱ぎ方が皆さんおかしい! 正しい脱ぎ方を皆で練習。全員できるようになりましたので、よかったです。 そして、一番のポイント。 針の捨て方。 バグダード「箱はあるよ」 バスラ「保健局からくれるけど数に限りはある」 ナナカリ「1か所しか使えてない(私の心の声)」 結局、針の捨て方は曖昧なのです。 これが一番大事ですよ。 自分を守らなければという意識が働けば自然にできると思うんですが… 皆の反応をみたところ全然できてなさそうでした。 これを含め、点滴の方法については4日目です。 今回の講義で皆さんが抗がん剤を投与する恐怖、感染対策をしない恐怖を覚えて帰ってくれていたらいいなと思います。 勿論恐怖だけでは看護はできませんが。 ただ、安全というだけではないんだということ。 また感染の恐怖から患者さんを守るのは自分自身だということを理解していて欲しいです。 そして、今日ナナカリ病院の院長サーミ先生の部屋でスレイマニアの保健局が出している感染対策ガイドラインを発見。 スタンダードプリコーション!というか私の講義内容とほぼ同じ! しかし全英語…アラビア語とかクルド語はないのかと聞いてみると、「保健局に頼んでみる」と言ってくれました。 こればっかりはサーミ先生、応援しますので、頑張って作ってもらってください。 ![]() ちなみに写真はガウンの脱ぎ方。彼が一番上手でした。バスラのハリッド。
by jim-net-news
| 2010-11-10 01:49
| アルビルプロジェクト
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