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2007年 10月 15日
イラク政府は一昨日バグダードにおいて女性2人が民間軍事会社の発砲により殺害されたことを明らかにした。
それによると犠牲者は女性タクシードライバーと女性乗客であったという。この件に関してマーリキー首相はイラク国民に対しこうした危害を加える民間軍事会社は許すことができないと声明を発表。これに加え、民間軍事会社に関する調査と議論が必要であることを強調した。 つい先月16日に17人のイラク市民が民間傭兵会社ブラックウォーターの傭兵により殺害されたばかりであった。それに続く今回の発砲事件である。目撃者によると傭兵部隊の車が3人の女性と2人の子どもからなる家族が乗ったタクシーに誤って発砲したとのこと。これにより2人の女性が死亡し3人が負傷した。警察によると早いスピードで走行していたタクシーに対し、傭兵部隊が道端に停車するよう求めたが、運転手の女性がそれに気づくのが遅れたため、彼らは車に向けて執拗に発砲したという。また発砲が直接彼女達の頭部に向けてなされたためひどく変形していた。 犠牲者の女性の親族によると彼女は3人の娘(それぞれ22歳21歳12歳)の母親であり、夫の死後、生計を支えるためにタクシーの運転手として働いていたという。 彼女達の葬儀は昨日バグダード市内のアルメニア教会で少数の親族と共に行われた。司祭はそこでイラク人の人権が大きく侵害されていることについて語った。 イラク政府によると発砲の際、車の中にいたのは女性達であったことは明らかだったはずだと主張。このような事件に関わる民間の傭兵部隊は犯罪者集団でありこれらの会社に対する責任を求めた。 そのような中、unity resources group社(治安サービスとロジスティックを請け負っている本社はUAEドバイ)が会社に所属する一部の集団がこの事件に関係している可能性があると発表。この発表の中で「現在のところ事件に関する詳細を待っている状態である。」という。 当時現場にいたオーストラリアの民間会社は以下の様に傭兵部隊を擁護する。 「当時、車は早いスピードで彼らの方に向かっていた。手振りや発煙筒で停止を求めたにも関わらず応じなかったため発砲に及んだ。」 合衆国政府はこの事件はワシントンとは関係がないと声明を出し、またアメリカ大使館のスポークスマンによると、この会社はUS AIDとの協力関係にあるが、治安部門を担当する会社については責任を負うものではないとした上で、アメリカ外務省はイラク政府を通じて犠牲者の家族に哀悼の意を表した。 この事件は3週間前にブラックウォーター社が意図的に起こした発砲事件に対して、イラク政府が制裁を決定した2日後に起こったものであり、ブラックウォーター社は事件以来激しい批判に晒され続けている。イラク政府は民間軍事会社をイラク内務省の監視下に置くことの法制化を強調した。 ASHARQ AL-AWSAT紙(イラク関連記事より) 2007/10/11
by jim-net-news
| 2007-10-15 06:13
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