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2008年 04月 13日
ガッザンカナファーニーの小説のタイトル。
このパレスチナ人の作家は1955年の終わりには、クウェートで英語教師をやっていたという。 湾岸戦争後多くのパレスチナ人はクウェートを追放、あるいは、自ら去っていった。のこったパレスチナ人たちは、ひっそりと暮らしている。どこかイスラエルのパレスチナ人(難民にならずイスラエル国籍を取得したひとたち)にも似ているのだろうか。うまくやっている。 カナファーニーの小説は、クウェートに密入国しようとバスラに集まってくるパレスチナ人の話だ。給水タンクに忍び込んで、国境を越えようとする3人の男たち。しかし、イラクから国境を越えたのはいいがあまりにの暑さに、タンクの中の3人は干からびて死んでいた。 行く場のないパレスチナ人のストーリーだ。 もし、タンクにでも忍び込んで国境を越えられるのなら、利用しない手はないだろう。 私たちの作戦は、クウェートから逆行してバスラまで水を運ぶのである。 ![]() クウェートから国境を越えたすぐの町はサフワンと呼ばれている。今回、サフワンでは、大きな衝突は受けていない。しかし、バスラからは離れているために支援物資は、とどかない。 レイラ・ファルハーンは、4歳の女の子。7ヶ月から白血病。彼女は5人兄弟。父はタンクローリーの運転手だったが、2年前、テロリストに殺される。誰も助けてくれる人がいなくて12歳の兄がマーケットで荷物運びをやって稼いでいる。一家の働き手を失った家族はレイラを病院に通わせる余裕はなかった。レイラのがんは再発した。 JIM-NETが交通費をカバーする約束をしたのだが、幼い少女は、今年1月に息絶えた。 このようながんの子どもたちは、特別な保護が必要なのに、戦争はは容赦しない。今回、治療が中断したがために多くの子どもたちがレイラのように命を落とすのではないかと心配だ。 水を配りながら、がんの子どものようすを見て一日も早く治療を再開させるのがこの作戦の重要なポイントだ。 ![]() なくなる数日前のレイラ ![]() 長男が荷押し車を使って物を運ぶ。クウェートから来た車は、ここでイラクのトラックに積荷を移す。その収入で一家を支えている。 バスラ危機では言うまでもなく、クウェートの国境が閉じていたので、荷物を運ぶ車もなく仕事はない。 さ
by jim-net-news
| 2008-04-13 03:39
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