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2008年 05月 09日
午後イブラヒム先生から電話がかかってきた。電波が悪く、なかなか聞き取れない。 「・・・しょう・・つ、衝突が・・・。」 受話器の向こう側でなにやら「グワァーン」という響きが聞こえている・・・。 「・・こえるか?この音が?今、ズバイルで戦闘が起こっている!ついさっきからイラク軍が攻撃を開始したようだ!!」 ここまで音がはっきり聞こえるということは、かなり近くで戦闘が行われているにちがいない。イブラヒム先生によると、バスラ中心部から逃れてきた、一部の武装勢力がズバイルに存在し、政府軍は彼らを追って軍事作戦を決行したのではないかということだ。ここまで話したところで、電話が切れてしまった。現在ズバイル地区は電気、水が止まったままの状態である。治安がようやく落ち着いたところで、病院への支援を開始した矢先に再び衝突が起こってしまった。イブラヒム先生は病院への水の支援などでバスラ中を駆け回らねばならないが、この衝突によって活動が大きく制限されてしまう。夜、この衝突に関する情報が入ってきた。 停電の中勉強するファートマ バスラで衝突再開、16人の死傷者 木曜日午後2時頃、イラク南部バスラで、武装勢力とアメリカ軍が指揮する連合軍との間に衝突が発生した。この衝突によって8人が死亡、8人が負傷した。また犠牲者のうちの4人は連合軍の兵士であるとしている。発表では死亡した兵士の国籍などは明らかになっていない。発端は連合軍の軍事基地にミサイル攻撃が行われ、それに連合軍が応戦する形で勃発した。 http://wasatonline.com/index.php?option=com_content&task=view&id=7360&Itemid=101 またイラク治安が改善に向かっていないことを示唆する次のようなニュースが報道されている。 女性による自爆テロ増加 ファルハーナ・アリー女史によると2008年の1月から4月までの間で、女性が実行者とみられる自爆テロが12件発生している。アリー女史によるとこれは驚くべき増加率を示しているという。 ワシントンでテロに関するシンポジウムが行われ精神科の医師や専門家が多数出席した。そこで、アリー女史によると2003年のイラク侵攻から2007年までに、女性が実行した自爆テロの件数は11件であったのに対し、今年に入ってから4月までの間で既に12件もの女性による自爆テロが行われている。この著しい女性の自爆テロの増加は、イラクの女性達の絶望を表わしているものだと発表した。 アリー女史「このような引き裂かれた状態が続けば、イラクはますます不安定になり、今後数ヶ月で女性による自爆テロの件数はさらに増大するでしょう。」また 「ほんの2ヶ月前まで私たちは、女性が実行する自爆テロに対して大きな関心を払ってきませんでした。しかしこの自爆テロによって治安が大きく脅かされています。」 女史によると、女性による自爆テロの増加は、2003年のイラク侵攻以来続いている、女性に対する侵害と結びついているという。 「イラクの女性達の多くが国外に逃亡しましたが、残った女性達は性的暴行や拷問、誘拐などに苦しみ続けています。彼女達の苦しみは倍増しているのです。イラクの女性は戦争で夫や恋人を失い、社会を失い、そして国を失いました。この苦しみを訴えるために自爆テロという手段に走ってしまっているのです。」 会議では女性がこのような行為に走らないよう、女性の立場を尊重、強化するような提案が出された。また女性による警察官や、女性将校などの存在も必要であるとの声が上がっている。 「アメリカ軍の司令官達はイラクを男性社会であると決め付けて部族同盟の強化ばかりに力を入れていますが、すべてのコミュニティーにおいてその半数は女性なのです。真にイラクの安定化を望むのであれば、女性に対する支援こそが目下の義務として我々が努力しなければならないものなのです。」 アメリカ人教官から銃の扱いを学ぶイラク人女性、ファッルージャ 4月29日 Al- gad 20080506 t
by jim-net-news
| 2008-05-09 12:52
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