病気に冒されるイラクの子ども達

バベルで2つの頭を持った新生児が生まれる

バベルの産婦人科病院で5月22日に、2つの頭部、4つの目、二つの鼻、3つの耳を持ち、さらに背中に穴が開いているという奇形児が生まれた。
この赤ちゃんは、帝王切開によって生まれたが生後約2時間後に死亡した。


http://iraqalaan.com/bm/Culture-Society/2317.shtml

医師がニューズマティック紙に語ったところによると、こうした奇形児が生まれる背景には環境汚染、大気中に拡散した化学物質があるという。こうした奇形の原因の50パーセントは原因が不明。25パーセントは染色体異常。そのうちの10パーセントが放射能による影響であると調査によって示されている。

また医師は「この子のケースでは出産前にこのような状態で生まれてくるかどうかを診断することができませんでした。また医療技術が発達している国ならば、頭部を分離する手術を行い、救えたかもしれませんが、我々にはそのような可能性はありませんでした。」

イラク中南部地域では国際的なレポートや統計が示しているように、癌に冒された子どもや奇形児の数が増加している。また戦争によって引き起こされた環境汚染もここ三年間で深刻さを増している。

Published 26.5.2008, 02:19　Iraqalaan
http://iraqalaan.com/bm/Culture-Society/2317.shtml
このWEBサイトに他にも写真が掲載されています。

奇病に冒された少女・・・専門家の診断を求める　

イラクで原因不明の奇病に冒された少女が、その診断と治療法のために各国の医師に助けを求めている記事がインターネットのニュース記事に載っていました。



「我々にはできることといえば、この家族の訴えに応じることができず、ただただ嘆くことばかりです。このかわいい少女ヌーラは手と足の内側が奇妙な形で分厚くなる病に冒されています。これまでに様々な治療を試みましたが、どれも有効ではありませんでした。彼女の家族は世界中にいる我々の同僚である医師の誰かが、適切な治療方針を彼らに与えてくれるよう望んでいます。
我々、イラク医療教育機構は医師の相談を必要とする家族すべてに、開かれている機関です。我々は仲間である、すべての医師、専門家達にこの家族を適切な治療方法に導くための支援を切に呼びかけます。彼女の容態に関するレポートは我々、イラク医療教育機構が保持しております。以下のメールアドレスに連絡を頂ければ幸いです。」

mailto:iraqgreen@hotmail.com
Dr ハマダーニー　イラク医療教育機構

http://nahrain.com/news.php?readmore=10036