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1 2008年 06月 10日
ガンが再発したラーラ。2004年に彼女は運良くポールニューマンの基金でヨルダンで治療を受けることができた。当時14歳だった彼女は、治療が順調に進み、18歳になった。3月に結婚する予定だったが、ガンが再発。厳しい治療が続く。
JIM-NETのポリシーは、イラクが復興し、自らガンの治療ができ、ガンの患者たちをケアするシステムができることを目指している。イラクの病院を支援している。 イラクの患者をヨルダンにつれてきて治療する支援は行わない。 確かに、医療水準が高い国で治療を受ければ助かる確率も高くなる。しかし、数百万かかる治療を受けられるこどもの数は当然限られるし、ヨルダンの病院にしろ、イラク人が入ってくれば、ベッド数は限られているわけで、弾き飛ばされるヨルダンの患者も当然出てくるのだ。 しかし、自らの意思で、ヨルダンにやってきた患者で、経済的に治療が継続できない場合などにかぎり年間200万円程度の予算を確保している。 これは、ヨルダン社会の問題だ。イラクからの難民や治療に訪れるイラク人が増えれば、当然ヨルダンに負担がかかる。実際、ガン患者の家族は、借金したり大変な思いでヨルダンまでやってくる。そのような話は、悲惨であり、心を動かされる。結果どうなるかというと、お金の払えないヨルダンのガン患者のための基金すらもイラク人に使われてしまった。そこで、ディーナ王女の提案で作られたのが、イラクの患者のための基金である。JIM-NETは、若干でもこの基金のためにお金を集め、ヨルダン社会の負担を軽減することを目指している。今回の100万円は、カタログハウスの通販生活を通して集まった読者募金の一部である。 キング・フセイン・がん基金と相談したところ、ラーラーがこの3ヶ月もっとも厳しい状況だった。実際、東京からの送金の確認が遅れたために、退院も差し押さえられそうだった。 ヨルダンでは、支払いが終わらないと退院できないという人質制度のようなものが存在し、結果的に入院費がさらに加算されていく。 いそいで、銀行に日本からの送金を確認し、基金に再度確認させたところ、お金が入金されていることがわかったので、ラーラは、無事に退院することができた。二週間後に再びバグダッドから検査のためにやってくる。今度は骨髄移植をするかどうかの最終的な決定を下さなければいけない。 ![]() ![]() ■
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by jim-net-news
| 2008-06-10 08:16
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